ヘッドフォン故障時にすぐポチるのちょっとまった!と言いたい出来事があった話

コンバンワ!O2です!

音楽聴いたり、ゲームしたり、もちろん制作作業ででヘッドフォンって使いますよね!

僕も無いと本当に困る!ってくらいに毎日使っている機器なんです!

ちなみに僕はメインでAKG/K712Proを使っています。

唐突ですが、このヘッドフォンという機器、前触れも無しに故障したりすることがあって、

「そこのあなた!ヘッドフォン故障時にすぐポチるのちょっとまった!」

と言いたい出来事があったんですよ。。。。(イヤホンもそうですが)

自分に起きた「唐突にヘッドフォンが故障」した話

作曲作業を行っていたある日、画面とにらめっこし過ぎていたので僕は少し休憩を取ることに。

休憩を挟んでさぁ心機一転頑張るぞ!といったところで作業再開、いざプロジェクトを再生!

おや?右から音がなってないぞ?(おやおや?接触不良か?うーん。

まぁ5年くらい使っているAKG/K712Proなのでそろそろ壊れてもおかしくないのかな?

でも!いつも使っているヘッドホンじゃなきゃ困る!

修理サポートとかないかなー。ないか。(購入から5年の年月が経っていてあるわけない

じゃぁこれを機に買い換えるかーとか考えてたのですが、ロクに調べもせず買い換えるのはどうかと思うし、何より愛着もある。と、そこで

 

「そうだ、せっかくだし原因突き止めよっか」

てことで、原因を模索することになりました。

 

まず、PCから出ている音(出力側)に問題がないかどうか。

インターフェイスの内部ミキサーの設定も確認!

出力確認、他のヘッドフォンでは普通に左右から音が出る。問題無し!(ヨシ!

 

じゃぁやっぱりコヤツ(AKG/K712Pro)の問題か。ぐぬぬ。

 

次だ!ここでよく聞く断線問題。プラグ部分などは断線しやすかったりするぞと。

コードが断線してるかどうかすぐに確認する方法は!

「知らん、過去ケーブル故障時には原因ぽいケーブル箇所切断したから原因とかすぐにわからん」

だルゥ。。。となったのですが、なんとAKG/K712Proさんは初期でケーブルが2本ついてきただけでなく着脱式のミニXLRヘッドフォンケーブルだったのですよ!

もう交換するだけで断線してるか確認できるし、大体の原因は断線!余裕!勝利!(カチッ

 

あれ、右音聞こえない。。。(泣

 

くそう、ここまで来たらサポートも切れてるし分解するか!勉強だ!

分解する方法を調べていざ開いてみると。。。。

 

「半田付けの箇所、ポッキリ折れてますやん」

 

まさかの原因あっさり判明。半田でサクッと修理完了!

いやぁ買い変えずに済んだし、何より勉強になった!よかった!

といった一連の流れでしたが、実際は作業的にヘッドフォンが使えない状況にかなり焦りました。

でもちゃんと確認したことで得るものも大きかったと感じています。

なので、ヘッドフォンが故障した際にすぐポチるのちょっとまって!

まず自分に確認できることと解決できることはないかを考えてみてください!

 

また、今回の話で役にたちそうなことを記載しておきます。

故障時の自己解決について

メリット

  • 愛着あるモノを捨てなくて済む←大事
  • 費用がかなり抑えられる
  • 簡単な修理だと自分で対応する能力が身につく
  • コスパもモノや原因によっては良い場合がある

デメリット

  • 自己責任
  • 半田付けにも腕があり、付け方によって音が悪くなる可能性がある(という話を聞いたらことがある)
  • 修理するモノによって時間的なコスパが悪い
  • 分解によりメーカーサポートなどが受けれない
費用に関してのお話

修理のお話ですが、メーカーサポートに限らず、修理してくれるお店さんはいくつかあります。

ただ当たり前なのですが、「工賃」というものが発生し、原因によっては高い交換パーツ費用が
上乗せされ、めちゃくちゃ修理費用がかかる場合があります。
もちろんお店なので「修理の腕は確か!安心安全!」などのメリットはありますが、自己解決できそうな原因である場合も「工賃」は発生するので、まずは自分で確かめることをお勧めします。

工賃の実例

個人的に驚いた実例ですが、バイクのランプを取り替える等の作業をお店さんに依頼して、その場で交換するところを見学していた話です。その交換作業は手で簡単に付け替え可能な作業で5秒くらいで終わる内容だったのですが、伝票を見て工賃5000円記載されていました。もちろんお店さんが悪い!という話ではありません。ただ人が働いている以上、どんな簡単な作業でも「工賃」というものはちゃんと発生するので、その認識を持っていると今後自己解決するか修理に出すのかの判断材料の1つになると思います。

故障時の簡単確認

  1. PC・インターフェイス・音源(曲)などの出力先に問題ないかどうか確認する
  2. ヘッドフォン側のケーブルが断線していないかどうか確認する
    ∟端子付近など、ケーブルを少し曲げて音が出るか
    ∟ケーブル自体を交換してみる
  3. ヘッドフォン内部の問題かどうか確認する

AKG/K712Proの分解手順

内部状態確認のために簡単分解する流れを紹介。

蓋を開ける

細いものを穴に入れて矢印方向へ回す。※めちゃくちゃ硬い

ネジを外す

ネジを外した後、止めていた第二の蓋を外す。※これも結構硬い

原因の突き止め

今回の場合は赤線の右部分の半田付けが折れていたものでした。半田で修復します。

※ちなみにAKG/712Proは耳にフィットしやすいように可動するように作られている。
そのため、半田部分が多少動くことで負荷がかかり折れたのだと推測。

イヤーパッドの洗濯

ついにAKGのイヤーパットは簡単に着脱可能なので、たまには洗濯してあげましょう!

以上!バイバイ!