Vocaloid5解説 第1回「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」

4月 30, 2020

ども!

健康の大切さを思い知らせていて早1ヶ月、僕です!

さて、今話題のAIボーカルのニュートリノ!

記事でも軽く紹介させて頂いたのですが、すごいですね!短時間で高クオリティーのボイスが作れちゃう!

でも!!

ボカロもいいですよね!初音ミクとかIAが歌っているボカロ曲大好きです!

その音声特有のキャラクター性が好き!とかその声質にしか合わない曲調とか理由があってVocaloidという文化がなくなることはないかと思われます!

僕も先日 「鳴花ミコト」を使い始めてめちゃくちゃ気に入ってます!!

てことで、Vocalid5の使い方や機能をまとめましたので、複数に分けて紹介していこうと思います!

今回は第1回「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」を紹介していこうと思います!

初期設定

DAW・DTMとVocaloid5を同期させる!

この作業を行なっていないとテンポや小節、再生などの操作が連動しないことがある。

※DAWと Vocaloid5の同期方法(各DAWによって設定方法が異なる)

▶︎Logicの場合

1、環境設定>オーディオを開く

2、緑枠Rewireの欄の変更

オフ→再生モードorライブモードに変更

各項目の方法

メロディーの入力

1、ツールから鉛筆ツールを選択

2、トラック上にクリック+横スクロールでパート(箱)を作る

3、パートをダブルクリック、又はパートを選択し⌘+Tでミュージカル・エディターを開く

4、鉛筆ツールを選択し、クリック+横スクロールでノート(メロディー)を打ち込む

※一時的な鉛筆ツールの使用(オススメ)

鉛筆ツール以外を選択している状態でshiftを押すと、キーを離すまで一時的に鉛筆ツールに変わる。

歌詞の入力

入力したノートをダブルクリックして文字を入力する。

複数ノートを選択、右クリックから「歌詞の流し込み」を選択することによって一度に複数の歌詞を流し込む。

ノートの音程を変更(ショートカット)

カーソルキーの上下で、ノートが半音ずつ移動する。(Cubaseと同じ)

shift+カーソルキーの上下で、ノートのオクターブ移動が可能。

クオンタイズ音価の変更

TOOLの右端から変更することができる。

パートの結合

2つのパートを選択し右クリックから結合を選択。

ブレス(息遣い)

ある程度自然な息遣いを自動で導入してくれる。

詳細にブレスを調整する場合、STYLEタブのカスタマイズボタンから詳細設定を行える。

右のコンソールで、頻度強さタイプを変更できる

※あらかじめパートの頭を少し伸ばしておかないと、歌い始めの息を吸い込めない

各項目の機能説明

ツール(Tool)とは

以下の三種類のツールとクオンタイズが存在する。

矢印:ノートやパートなどを「移動」させる場合に使用する。基本的に矢印に設定しておくことをオススメ。

鉛筆:ノートやパートなどを「打ち込む」ために使用する。

はさみ:ノートやパートなどを「分割」するために使用する。

クオンタイズ:ノートやパートなどを設定した音価に準じて均一に配置するために使用する。

ミュージカル・エディター(MUSICAL EDITOR)とは

いわゆるピアノロール。

ノートや歌詞を打ち込んだり、打ち込んだノートを調整する箇所。

▶︎開く方法は2通り

・パートをダブルクリック

・パートを選択し⌘+Tでミュージカル・エディターを開く

ボイス(VOICE)とは

ボイスを選択できる。(ボーカルを選ぶ)

VOICEタブをクリックし、任意のボイスを選択。

各パート毎にボイスの種類や歌い方を設定できる。

1トラック内で歌の途中から声を変更することが可

例)Aメロ/ミク→Bメロ/IA→サビ/ミコトなど…

スタイル(STYLE)とは

歌い方や声色の変更、調整をすることが可能。

STYLEタブをクリック、任意のカテゴリから選択。(ケロケロなども)

例)リードボーカル>クリーン>任意の声色を選択

 

 

詳細エフェクトの設定

コンプやブレスの種類などより詳細な調整が可能。

STYLEタブの右下、カスタマイズボタンをクリックする。

(上記画像の右下橙枠部分)

 

エモーションツールとAttack&Release Effect

より詳細で生歌らしい歌唱表現に調整することができる。

エモーションツール

各ノートのビブラートを設定できる。

1、緑枠のCONTROLの真中ボタンをクリック

2、エフェクト(ビブラート)の範囲を決める

オレンジ範囲の端をクリックし、左右に移動させる)

3、オレンジ範囲をクリックし、ビブラートの幅や速さを決める

Attack&Release Effect

各ノートのアタック・リリースにエフェクトを付与することが可能。

「しゃくりあげ」や「急に息を止める感じ」、「ビブラート」などが表現できる。

1、ノートを選択する

2、紫枠のAttack&Release Effectから任意のエフェクトを選択

3、エフェクトの範囲を決める

4、ノブでエフェクトの掛かり具合を決める

(AttackとReleaseの右側に付いているノブ)

オレンジ範囲をクリックし、フェーダーを上下させることでもエフェクトの掛かり具合を調整できる。

又、ノブと連動している。

メディアとは

右上にあるプリセット的なもの。

Vocalidデータやwav音声データで掛け声などのワンショットが収録されたフレーズ集。

任意に音程や音価なども変更できる。

第2回予告

今回は第1回として「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」を紹介しました。

次回は第2回「Vocalid5を使ったメロディー制作・調整フロー」を紹介していこうと思います!

お楽しみに! でわっ〜^^