Vocaloid5解説 第1回「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」
ども!
健康の大切さを思い知らせていて早1ヶ月、僕です!
さて、今話題のAIボーカルのニュートリノ!
記事でも軽く紹介させて頂いたのですが、すごいですね!短時間で高クオリティーのボイスが作れちゃう!
でも!!
ボカロもいいですよね!初音ミクとかIAが歌っているボカロ曲大好きです!
その音声特有のキャラクター性が好き!とかその声質にしか合わない曲調とか理由があってVocaloidという文化がなくなることはないかと思われます!
僕も先日 「鳴花ミコト」を使い始めてめちゃくちゃ気に入ってます!!
てことで、Vocalid5の使い方や機能をまとめましたので、複数に分けて紹介していこうと思います!
今回は第1回「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」を紹介していこうと思います!
初期設定
DAW・DTMとVocaloid5を同期させる!
この作業を行なっていないとテンポや小節、再生などの操作が連動しないことがある。
※DAWと Vocaloid5の同期方法(各DAWによって設定方法が異なる)
▶︎Logicの場合
1、環境設定>オーディオを開く
2、緑枠Rewireの欄の変更
オフ→再生モードorライブモードに変更
各項目の方法
メロディーの入力
1、ツールから鉛筆ツールを選択
2、トラック上にクリック+横スクロールでパート(箱)を作る
3、パートをダブルクリック、又はパートを選択し⌘+Tでミュージカル・エディターを開く
4、鉛筆ツールを選択し、クリック+横スクロールでノート(メロディー)を打ち込む
※一時的な鉛筆ツールの使用(オススメ)
鉛筆ツール以外を選択している状態でshiftを押すと、キーを離すまで一時的に鉛筆ツールに変わる。
歌詞の入力
入力したノートをダブルクリックして文字を入力する。
複数ノートを選択、右クリックから「歌詞の流し込み」を選択することによって一度に複数の歌詞を流し込む。
ノートの音程を変更(ショートカット)
カーソルキーの上下で、ノートが半音ずつ移動する。(Cubaseと同じ)
shift+カーソルキーの上下で、ノートのオクターブ移動が可能。
クオンタイズ音価の変更
TOOLの右端から変更することができる。
パートの結合
2つのパートを選択し右クリックから結合を選択。
ブレス(息遣い)
ある程度自然な息遣いを自動で導入してくれる。
詳細にブレスを調整する場合、STYLEタブのカスタマイズボタンから詳細設定を行える。
右のコンソールで、頻度強さタイプを変更できる
※あらかじめパートの頭を少し伸ばしておかないと、歌い始めの息を吸い込めない
各項目の機能説明
ツール(Tool)とは
以下の三種類のツールとクオンタイズが存在する。
矢印:ノートやパートなどを「移動」させる場合に使用する。基本的に矢印に設定しておくことをオススメ。
鉛筆:ノートやパートなどを「打ち込む」ために使用する。
はさみ:ノートやパートなどを「分割」するために使用する。
クオンタイズ:ノートやパートなどを設定した音価に準じて均一に配置するために使用する。
ミュージカル・エディター(MUSICAL EDITOR)とは
いわゆるピアノロール。
ノートや歌詞を打ち込んだり、打ち込んだノートを調整する箇所。
▶︎開く方法は2通り
・パートをダブルクリック
・パートを選択し⌘+Tでミュージカル・エディターを開く
ボイス(VOICE)とは
ボイスを選択できる。(ボーカルを選ぶ)
VOICEタブをクリックし、任意のボイスを選択。
各パート毎にボイスの種類や歌い方を設定できる。
1トラック内で歌の途中から声を変更することが可
例)Aメロ/ミク→Bメロ/IA→サビ/ミコトなど…
スタイル(STYLE)とは
歌い方や声色の変更、調整をすることが可能。
STYLEタブをクリック、任意のカテゴリから選択。(ケロケロなども)
例)リードボーカル>クリーン>任意の声色を選択
詳細エフェクトの設定
コンプやブレスの種類などより詳細な調整が可能。
STYLEタブの右下、カスタマイズボタンをクリックする。
(上記画像の右下橙枠部分)
エモーションツールとAttack&Release Effect
より詳細で生歌らしい歌唱表現に調整することができる。
エモーションツール
各ノートのビブラートを設定できる。
1、緑枠のCONTROLの真中ボタンをクリック
2、エフェクト(ビブラート)の範囲を決める
(オレンジ範囲の端をクリックし、左右に移動させる)
3、オレンジ範囲をクリックし、ビブラートの幅や速さを決める
Attack&Release Effect
各ノートのアタック・リリースにエフェクトを付与することが可能。
「しゃくりあげ」や「急に息を止める感じ」、「ビブラート」などが表現できる。
1、ノートを選択する
2、紫枠のAttack&Release Effectから任意のエフェクトを選択
3、エフェクトの範囲を決める
4、ノブでエフェクトの掛かり具合を決める
(AttackとReleaseの右側に付いているノブ)
※オレンジ範囲をクリックし、フェーダーを上下させることでもエフェクトの掛かり具合を調整できる。
又、ノブと連動している。
メディアとは
右上にあるプリセット的なもの。
Vocalidデータやwav音声データで掛け声などのワンショットが収録されたフレーズ集。
任意に音程や音価なども変更できる。
第2回予告
今回は第1回として「Vocalid5の使用方法と機能説明、初期設定」を紹介しました。
次回は第2回「Vocalid5を使ったメロディー制作・調整フロー」を紹介していこうと思います!
お楽しみに! でわっ〜^^
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